2008年11月18日火曜日

Lia 『時を刻む唄』 レビュー


 こんばんは、織倉かもんです。
 今日取り上げるのは、先日発売されたLiaさんの「時を刻む唄/TORCH」。

 "CLANNAD AFTER STORY"の主題歌ですが・・・かもんさんは肝心のCLANNAD本編すら観ていない始末。(ぉぃ
 いや、言い訳ですが、「オリジナルのゲームをPLAYしてから、アニメは観よう」と思っているうちに月日ばかりが流れて・・・と言ういつものパターンでございます(^^;

 逆に言えば、楽曲の背景を知らない分だけ「純粋」にLiaの新曲として感想を書けるから良いとも言える一方、楽曲の背景込みで語るべきなのが「アニソン」という感も拭い切れないです。


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 ~時を刻む唄~

 【 砂時計 】
 タイトル通り、リズミカルに時を刻むかのようなテンポで始まるこの楽曲。
 冒頭部の「砂時計を逆さまにすれば、また時を刻み始める」的な表現が、非常に興味深い。


 私の精神世界を時間軸で表すならば、恐らく中学生時代で停まっている。
 たぶん、今も停まったまま。
 砂時計の砂が、全部下に落ちきってしまったかのような。


 ・・・この曲を聴くまでの私は、砂時計の「上の部分」しか見ていなかった。
 「上の部分」の砂が無くなって、時間も心も全てを失ってしまった気持ちでした。
 「下」にいっぱい、砂が貯まっている事実に気づかずに。。。

 人生という砂時計をひっくり返すのは、なかなか大変だと思う。
 ぶっちゃけ、今の自分にできるかどうかは・・・わからんし、そこまでの自信は湧かない。

 でも、この曲を聴いて少しだけ希望が持てた。
 少なくとも、砂時計の下に「砂」が貯まっていることに気づけたのだから。

 他人様から見れば滑稽な話かもしれないけどね。


 【 ぬくぬく 】
 「やさしい暖かさを思い返している」的な表現も出てきますが・・・あ~なんかこれねぇ~(^^;。

 自分の中の「古きよき時代」を思い出すと、一時的に心が「ぬくぬく」するんだけど・・・その後に空しさが必ず来ちゃうのは、なぜなんだろう?
 空しくなったり切なくなったりするのが解っているのに、何故か思い出すのを止められない。

 たぶん、タバコみたいなものなんだろうな。
 常習性があるんだよ、あの「ぬくぬく」。
 多少の代償を支払っても、「ぬくぬく」が欲しいときもある。

 ・・・・・・きっと、心が疲れているんだろう。


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 曲の感想というよりも、曲を聴いて考えたことや思いついた事を書いただけの駄文になってしまいましたが・・・まぁ、良いは。
 少なくとも自分自身にとって、この駄文と駄文に費やした時間は有意義なものであるし。

 学ぶことのある曲や考えさせられる曲って、それだけで十分素晴らしい楽曲だから。
 万人にお勧めできる曲かどうかは別として、私とこの曲は「長い付き合いになるだろうなぁ~」と考えます。

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