2009年1月25日日曜日

ONKYO GX-70HD レビュー


 こんばんは、織倉かもんです。
 前回のSE-90PCIに引き続き・・・今回はPC用スピーカー「ONKYO GX-70HD」をレビューします。

 サンタさんからプレゼントをもらった子ども以上にワクテカしながらダンボールの箱を開けるワタクシ。たぶん、顔がニヤケまくっていたことでしょう(*^o^*)

 で、箱から出てきたスピーカーの第一印象は・・・「デカっ!」(^^;

 思い起こしてみれば、このスピーカーを衝動買いしたあの日・・・阿呆な織倉さんは、スピーカーの外寸サイズを全く考慮せず、性能と価格だけで購入を決めたのだった。(爆
 横幅はともかくとして、奥行きが想定外。

 なんとか無理やりパソコン周りにスピーカーを配置し、電源スイッチON♪
 iTunesを起動し、音楽を再生するや否や・・・大爆音発生!!
 VOLUMEつまみを全開の1/4しか廻していないのにこのスペック。恐るべし。
 TREBLE(高音)つまみとBASS(低音)つまみはどちらも中立位置なのですが、ワタクシの耳には高音が弱く低音が強すぎる印象を受けたので、TREBLEを気持ち強め、BASSを弱めに設定。
 これである程度「ワタクシ好み」の音になりました。

 ユニットコム製UNI-3150で気になっていた「高音域でのノイズ」も解消され、GX-70HDから流れてくるすべての音に輪郭の美しさと気品さが感じられるようになった。


 ◇◆◇◆◇

 ~ミュージシャン・ジャンル別の感想~

 やはりというか案の定、SE-90PCI + GX-70HDの組み合わせはクラシック系の楽曲に強い印象。
 久しぶりに再生した、ドヴォルザークの新世界より第4楽章に改めて惚れ直した(笑)。

 ~アニメ系サウンドトラック~

 梶浦サウンドは本当に気持ち良く音が流れる感じ。
 Nowhere(ヤンマーニ)とか媛星とか、気持ち良すぎます♪

 Key系(AIRやKANONのサウンドトラック)も概ね聞きやすい。
 ただし、リトバス系は若干イコライザの調整が必要だった。
 メグメル ~Cuckool mix 2007~は、ブレス(息遣い)までリアルに聴こえてきて・・・なんかエロイ(ぉぃ

 初音ミク(系)は・・・もちろん楽曲の種類にもよりますが、モノによってはかなりイコライザ弄らないと理想の音に近づかない楽曲もあります。

 ヴァンパイア騎士のサウンドトラックは、特筆しなくてはならない。
 ・・・これこそSE-90PCI + GX-70HDの実力発揮って感じ。
 パイプオルガンの音の広がりが、さらに美しく幻想的になった。
 プラス声楽が非常に心地よい。
 嫌な高音部でのノイズも解消されているので、まさに至極。

 もちろんフォーレのレクイエム系も得意な感じ。


 ~アニメ系主題歌~

 わかりやすい(?)例として、ハレ晴レユカイは・・・SE-90PCI + GX-70HDの組み合わせでは若干苦戦気味。
 しかし、TREBLE全開+BASS中立で十分に聴けます。
 I've系(KOTOKOさん,Liaさん.川田まみさん)も概ね「TREBLE強め、BASS中立前後」で対応。
 榊原ゆいや茅原実里は、楽曲の種類にあわせてですね・・・POP系の楽曲とそうでない曲の差が激しいので「1番美味しいところ」を探すのが大変かも?

 ~その他~

 Y.M.Oは意外と不思議とスッキリ音が出ている。
 中島みゆきは新しめの楽曲はもちろん、昔の楽曲であってもしっかりと音を復元してくれている感じで非常に聴きやすい。 
 ZONEはもともとの録音状況に問題があるのか・・・いまいちパッとしない(特に「証」)。
 これはスピーカーやサウンドボードの問題では無いのですが、、、少しはしゃきっとするかな?と期待していたので残念。
 ハロプロ系は・・・初期タンポポ>中期タンポポ>プッチモニ=ミニモニ。で音が出やすい。(これは、わかる人にだけわかってもらえればよいです。)

 なんだか、ワタクシの音楽的趣味丸出しって感じですな(^^;
 織倉かもんの「独断と偏見」で音の印象を書いておりますので、一応ご了承を。


 ~まとめ~
 SE-90PCI + GX-70HDは、
 クラシック系とアコースティック系に強いが、
 それ以外の楽曲もそれなりに高いレベルで再生できるようだ。

 オーディオマニアでもなく、音楽で商売しているわけでもない「ただの音楽好き」のワタクシには少々オーバースペックかも(苦笑)
 ただ、これだけの機材を所有していると言う「自己満足感」は十分でございます。(^^;



 ◇◆◇◆◇

 ~SE-90PCI vs PS3(40GBモデル) ~

 番外編です(笑)
 GX-70HDには入力系統が2つありますので、残った方をPS3に繋ぎました。
 PS3の音楽再生能力は意外と評価が高いので、SE-90PCIと聴き比べ。

 結論から言ってしまうと、PS3の勝ち。

 公平を規す為に、LAMEでエンコードしたmp3データ(192kbps)を使用。
 SE-90PCIから出力された音には(PS3と比べて)若干のギザギザ感を覚えました。
 ただし・・・ワタクシのパソコンはファンノイズが大きい(ぉぃ)ので、必ずしもイコールコンディションではないことを明記しておく。
 っていうか、サウンドボードやスピーカーを交換する前に「静音ファン」に換える必要があることに「今」気がついた(爆


 <余談>
 PS3+GX-70HDの相性が意外と良いので、こうなってくると「10年前の廉価版ミニコンポ」は不要になるなぁ・・・処分するか。
 ただ、カセットテープが聴けなくなるのが痛いけど、もう何年もカセットテープって使ってないし。。。

 <追記 3/1>
 結局、ミニコンポは処分しました。
 現状、特に不便も無く生活しております。

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