2008年4月13日日曜日

Return to Myself

 今日の音楽紹介は、浜田麻里さんの「Return to Myself」。
 1989年の楽曲ですから・・・気づけば20年近く前ですか、いやはや。
 
 この曲を初めて耳にしたのは、ニコ動画のMAD作品。
 

 音楽好きを自称しながら…つい最近までこんな名曲を知らなかった。
 ゆえに恥ずかしいと言うか、なんというか。。。
 かもん、本当に情けない。
 それほどまでに、かもんの琴線に触れた曲と言っても過言ではないでしょう。

 で、入手方法ですが…これが意外と苦労した。
 通常、NETで知った気になる曲はamazonで検索をかけて、在庫があれば即発注。
 …これが廃盤で新品の在庫は無し。
 (当然と言えば当然ですが、まさか20年近く前の楽曲とは思えなかったので。)
 マーケットプレイス(中古)で扱っている業者の系列店が、比較的近所にあったのでそこも巡ってみましたが…「店頭に中古の在庫は無い」とのこと。
 (インターネット販売用と店頭販売用は「別」ってことでしょうかね。)
 仕方ないので、商品の質(傷や汚れ)は悪いけど、CDの品揃えだけはやたら充実している中古”よろず”リサイクルショップに行くと…在庫ありました!「盤面傷あり・ケース傷あり・歌詞カード傷あり」の3拍子そろった中古盤が(^^;
 ちなみに販売価格180円也。

 普段、買ったCDは即愛車のCD・MP3プレイヤーで楽しむのですが…さすがにこのCDは車のCDデッキに入れられなかったなぁ~、一発でレンズ汚しそうだった。
 (それくらい状態が悪かった。)
 帰宅後、メガネクリーナーで盤面きれいにしてパソコンへ。
 自動的にiTuneが立ち上がり…「おぉ!この曲この曲!」と。
 やっぱ、苦労して手に入れた音源は、感動も違いますな。


 さて、レビューですが…やはり前奏のハモリがすごく印象的な楽曲。
 すごく爽やかで、なおかつ力がみなぎってくるヴォーカル。
 本来的なJ-POPってこういう楽曲のことを指すのではないか?と、かもんは考えます。

 最近のJ-POPも有線放送で耳にする機会が多いですが…普通の歌謡曲が急にラップ調になったり…いや、小室哲哉プロデューサー全盛(いわゆる小室ファミリー)の時代は「これが良いんだ、これが新しいんだ」と妄信的にtrfやglobeを聴いていましたが。
 いや、この時代はこの時代で良かったと思うんですよ。
 ですが、悪い意味で未だに「この流れを引きずっている」印象が、最近のJ-POPには見受けられて…正直食傷気味。
 むしろ、いわゆる「アニソン」の方が、そういう流れを断ち切り「我が道を行く」感じで、まだ伸びる余地があるのではないかと。

 かもんがZONEの曲を今でも愛し続けているのは「TKの流れを断ち切った、我が道を行く洗練された楽曲が豊富だった」からかもしれません。

 こう書くと、小室さんが悪者っぽくなってしまいますが…小室さんの作風は1つの「流派(?)」として確立されているので全く問題ありません。
 むしろ、そこに続いていった「小室サウンドのようなもの」を量産し続けてしまった側に問題があるのではないかと。


 はれ?気がつかない間に、またDassenしている(^^;

 浜田麻里さんの他の楽曲にも興味を持ち始めたのですが、どうもReturn to Myselfのアルバムに収録されている他の楽曲からは、いまいち”ティン”と来るものが無い。
 なぜゆえ、かもんの中でReturn to Myselfのみ燦然と輝いているのか?謎である。

 とりあえず…中古屋でベスト盤を気長に探してみましょうか。

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